台北市内の重要な公共交通機関として、日本からの観光客が一度は使う台北の地下鉄MRT路線。

料金が安く移動の手段として重宝するのですが、実は「飲食禁止」というルールがあります。日本の電車の電話禁止のようなものですが、日本では電話をしていてもあまり咎められませんが、MRTの電車内で飲食をしていると駅員や電車を利用している台湾人に注意されることがあります。最悪の場合罰金ということもありますので、事前にきちんとルールを把握しておきましょう。

台北MRTは全面飲食禁止！

台湾には屋台や飲み物を買うドリンクスタンドが多く、日本人観光客はついつい食べ物や飲み物を持ってそのまま電車に乗ってしまうということも多いです。

しかし、MRTは電車内はもちろんのこと、駅構内も全面的に飲食禁止となっています。時折、お茶を飲んでいる観光客を駅の係員が注意しているのを見かけることもあるほど、かなり厳格に飲食禁止のルールが運用されています。

また、日本人観光客が間違ってMRT車内で食べてしまうのがガムや飴です。お菓子類も全て飲食禁止ですので、気を付けましょう。

MRT路線は飲食に対して厳密には罰金の規則があるようですが、実際に罰金を支払ったということを聞いたことはありませんので、注意で終わることがほとんどのようです。

MRT以外の公共交通機関の飲食は？

台湾にはMRT以外の電車として「台湾高鉄（高鉄）」と「台湾鉄道（台鉄）」があり、これら2つの電車は飲食が可能です。また高速バスでも飲食が可能です。

一方で、台北の市内バスは飲食が禁止されており（食べている人もいますが）、飲食はしない方が無難でしょう。

注意事項を守って良い台湾旅行に！

MRT内で飲食をしていて注意されるのは旅行者にとっても駅員さんにとっても気分がいいものではありません。

台湾旅行をする際はMRT内は飲食禁止というルールを守って楽しい旅行にしてください♪

ちなみに、以下はMRT路線の線路図です。