死ぬまでに一度は見てみたい幻想的な絶景スポット!馬祖島の「青の涙」!

死ぬまでに一度は見てみたい幻想的な絶景スポット!馬祖島の「青の涙」!

死ぬまでに一度は見てみたい幻想的な絶景スポット!馬祖島の「青の涙」!

最近台湾を訪れる旅人の間で話題になっている「青の涙」を知っていますか?日本のガイドブックではまだ紹介されていない隠れ絶景スポットです。

台湾の馬祖島では、夜の海に無数の青の光がまるで「青の涙」のようにゆらゆらと揺れ動く美しい景色を見ることができます。今回はこの馬祖島にある青の涙と、馬祖島での楽しみ方について紹介いたします。

馬祖島ってどこにある?行き方は?

幻想的な絶景スポット!馬祖島

Photo by Flickr Joe Lo

馬祖島(ばそとう)は、初めての台湾旅行や2泊~3泊程度の数日の台湾旅行ではなかなか訪れるのが難しい場所にあります。馬祖島は台湾から一番遠い台湾と言われているほど遠いです。台北市の松山空港から約50分、もしくは基隆港から船で10~11時間です。日本からの直行便はないため、台北で乗り継ぎすると2日かかることも。しかし、中国大陸からだと1時間で着くほど、かなり中国の福建省に近い島です。

馬祖島・青の涙って?

台湾 青の涙

馬祖島が観光スポットとして非常に人気になっているのは、特別な時期に見られる現象が理由です。条件が揃った夜の海を見ると、海が青く光り輝きます。まるでホタルが中にいるように海の中で何かが光っては消えていくのです。

波が揺れるたびに光も揺れ動き、広範囲に渡ってその光景が見えることもあります。ゆらゆらとリズムよく揺れ動くさまは、まるで青のカーテンが波に合わせて動いているようにも見えます。あまりの美しさに「藍眼淚」、日本語で「青の涙」と呼ばれるようになりました。しかし、この青い光は毎日見ることはできません。一年のうち、見ることが出来る時期が限られ、一定条件が揃う必要があります。

条件が揃わないと見られない絶景とは!?

まず、この青い光の正体とは何なのでしょうか?

近年、台湾海洋大学によって報告された内容では、海洋性プランクトンの一種「夜光虫」が発光しているということがわかりました。この夜光虫は、毎年4月から6月の大潮の時に、雨が降らず、風が吹いていないときに美しい姿を見ることが出来るのだそうです。10月まで条件がよければ見られることもあるようですが、6月を過ぎるとなかなか難しいようです。この時期になると、美しい光景を一目見ようと観光客が多くやって来ます。

馬祖島の観光スポットは?

馬祖島 北海坑道(北海坑道)

Photo by Flickr Joe Lo

青の涙が美しいと紹介した馬祖島ですが、実は、この島は観光スポットがたくさんある島としても有名です。昔は軍事拠点として訪れることも制限されていましたが、現在は観光スポットとして夏に多くの観光客が訪れるようになりました。

特に、船を隠すために作られた大きな北海坑道のトンネルは、大迫力で人気の観光スポットです。また、歴史を知ることが出来る戦争平和博物館があったり、浅瀬に来るイルカの観測スポットとしても有名です。赤く塗られ中国の文化が融合された廟など古い建築物も見どころ満点ですよ。

高台に上がっていくと、海を一望に見渡せる場所もあります。場所によってはすぐ近くにある中国大陸も見えますよ。壮大な景色を見ながら、お茶をしてゆっくりしたひと時を楽しむのもいいですね。

馬祖島の観光スポット
Photo by Flickr Eddy Tsai

その他にも、古い石造りの建物が坂道に沿って並んでおり、ゆっくりと散歩をしながら景観を楽しむこともできます。馬祖島は、冬は風が強く、屋根の瓦の上には飛ばないようにするための石が一つずつのせてあります。食事などかなり独特な文化をもった島なので、台湾本土との違いを比べてみるのも楽しいですね。

まとめ

まるで映画の中のような幻想的な自然の姿を見ることができる馬祖島の青の涙をご紹介しました。馬祖島だけでも観光スポットはたくさんあるので、数日間滞在して、島のゆっくりした雰囲気を楽しみながら絶景を待っていたいですね。絶景が見られる「青の涙」はなかなか写真に残すのが難しいと言われていますが、ぜひ三脚を持って挑戦してみて下さい。台湾の中でも独特の文化をもつ馬祖島とその青の涙は、今後大人気なること間違いなしなので要チェックです!

バックパッカーとして世界一周経験後、現在は旅のワクワクを伝える旅ライターとして活躍中。

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