台湾の古都『台南』を巡る充実の2日間観光モデルコース
旅行の特色
台南は台湾の古都と呼ばれ、日本でいう京都のような場所となっています。歴史的建造物や古い建物をリノベーションしたおしゃれなカフェ、民宿などの様々な観光スポットが充実しています。台南のレトロの旅を存分に感じて観光を楽しんでみてください!
台南旅行のおすすめルート
Day1:「赤崁楼」⇒「神農街」⇒「台南孔子廟」⇒「国立台湾文学館」⇒「林百貨」
Day2:「台南安平古堡」⇒「台南安平樹屋」⇒「周氏蝦捲」⇒「安平豆花」
台南モデルコースDay1
午前は台南一の古跡である「赤崁樓」を散策し、周辺の海安路や神農街を観光しましょう。最近では工芸教室やお洒落なカフェもあるのでちょっとした休憩にもおすすめです。
午後は孔子や台湾文学の歴史を感じてみましょう。その後は、百年続く百貨店でお土産や買い物、食事をしてゆっくりと過ごす事ができます。
#赤崁楼 (おすすめの滞在:1~2時間):台湾の赤レンガ
台南は古跡が幾つも点在することで有名となっており、その中でも赤崁樓は最も代表的な建築物です。赤崁樓の入場料は50台湾ドル(約200円)。
歴史的にはオランダ人によって建造されたもので、以前は「普羅民遮城」(プロヴィンシア城)と呼ばれていました。ワシントンポストでは世界十大景観と紹介もされています。オランダ、明、清、日本統治時代と、数回に渡る改築や修復がされているので、その歴史に触れられるのも魅力的です。
位置情報:台南市民族路212号
【 台南赤崁樓 ⇒台南神農街 距離600m】
#神農街 (おすすめの滞在:1~2時間):過去と現代が融合したストリート
「神農街」は日本統治時代には「北勢街」と呼ばれていました。また、昔ながらの風情を綺麗に残っているのも特徴です。
最近では外観は当時のままで建物の中をリノベーションした民宿やカフェもできるようになり、台湾の若者からの人気が高くなってきています。
夜になると一層と賑やかになり、露店やバーなどが立ち並びます。昼と夜では全く違った顔があるのも面白いスポットとしての所以です。是非ノスタルジックなオールドストリートを楽しんでくださいね。
位置情報:台南市海安路二段
【 神農街 ⇒台南孔子廟 距離1Km】
#台南孔子廟 (おすすめの滞在:1~2時間):台湾学問の発祥地
台南孔子廟は台湾で最初に建てられた孔子廟で台湾学問の発祥地となっています。
「全臺首學」と書かれた門が目印で、台湾における学問の発祥の地の意味合いがあります。中に入ると沢山の黄色い紙が壁にかかっているので、受付の方に紙をもらって願い事を書いてみてはいかがでしょうか。台湾学問の歴史を直に感じてくださいね。
位置情報:台南市南門路2号
【台南孔子廟 ⇒国立台湾文学館 距離100m】
#国立台湾文学館 (おすすめの滞在:1~2時間):台湾文学を感じる
台南孔子廟の近くにある国立台湾文学館は、以前は台南市政府の建物でした。そもそも台湾は日本、オランダ、スペインによる植民地時代の歴史をもち、多文化と多民族が特徴です。よって、時代時代によって台湾文学が融合されています。
この台湾文学館では文章、映像、音声といった様々な形で文学が受け継がれているので、台湾の文学を知るきっかけとしておすすめです。何世紀も繋がる文学の世界を楽しめる事間違いなしです。
位置情報:台南市中正路1号
【国立台湾文学館 ⇒林百貨 距離200m】
#林百貨 (おすすめの滞在:1~2時間):百年の歴史をかいくぐった百貨店
林百貨は2014年のリニューアルオープンのニュースでは日本マスコミでも取り上げられるなど、日本でも台湾でも話題となりました。
実は、林百貨は山口県出身の実業家である林方一氏によって創立されました。日本人が創立した百貨店なのです!設立は1930年代、100年近い歴史ある百貨店ですが、戦時中は米軍による空爆を受けており、今でもその空爆跡が残る外壁を見ることができます。
地元台湾民にとっては今も昔も変わらず癒しの場として親しまれていて、観光客にとっても1階から6階まであるので存分に楽しめます。人気となっているのはなんとエレベーターに乗る事!当時はエレベーターが普及し始めたころでとても珍しかったそうです。
エレベーターに並びますが、お時間ある際は是非乗ってみてください。
位置情報:台南市忠義路二段63号
台南モデルコースDay2
安平地区付近を1日かけて巡るコースです。安平地区では美食をはじめ観光スポットなどの全てが充実しているので、ノスタルジックな安平地区を思う存分楽しみましょう。
#台南安平古堡 (おすすめの滞在:1~2時間):台湾最古の古城
台南安平古堡は台湾で最も古い古城遺跡ですが、実は、オランダ人が1623年に簡単なレンガの城を築いたのが安平古堡の元となっています。日本で例えると長崎に近い雰囲気のスポットです。
日本統治時代に台南安平古堡の多くが取り壊されましたが、現在は補修整備され人気な観光地となっています。多くの貴重な文化財や歴史的価値のある城壁や建築を保存しているため、はるか昔の安平時代を感じれるのもおすすめです。入場料は50台湾元(約200円)です。
位置情報:台南市安平区国勝路82号
【台南安平古堡 ⇒台南安平樹屋 距離200m】
#台南安平樹屋 (おすすめの滞在:1~2時間):台湾天空の城・ラピュタ
台南安平樹屋は台南安平古堡から徒歩で5分ほどで着きます。最近では天空の城・ラピュタの世界を連想すると話題にもなっている人気観光スポットです。
台南安平樹屋はカジュマルの木に囲まれているため、以前は人が近寄ることがあまりなかったため、鬼屋敷の様な状態となっていました。その後歳月が経ち、現在のような特殊なスポットとなり、台湾のラピュタとまで言われるようになりました。
ガジュマルの木の生命力を肌に感じ、すばらしい光景を絶対に見てほしいスポットです。
位置情報:台南市安平区国勝路82号
【 台南安平樹屋 ⇒周氏蝦捲 距離500m】
#周氏蝦捲 :台南の代表的な軽食
安平ではエビがよく採れるため、エビを中心にした料理が多くあります。その中でも特に有名なのが「エビ捲き(蝦捲)」で台南人の代表的な軽食となっています。数多くのエビ料理店がある中、周氏は50年続く老舗店で本店は安平古堡の近くにあります。多い時は1日に1500本も売れるほどの人気です。是非足を運んで食してみてください。
位置情報:台南市安平区安平路408号-1
【 周氏蝦捲 ⇒安平豆花 距離1Km】
#安平豆花 :台湾国家代表のスイーツ
台南に来たなら絶対食べてほしいオススメのスイーツが「安平豆花」。全台湾でも名前が聞いた事が無いとも言われるほどの幻のスイートです。
安平古堡の近くにあり、徒歩でも行けますが分かりにくい場合はタクシーで向かうのも良いでしょう。こちらも50年ほど続く老舗で、安平区に来たならエビ巻きと豆花は必ず試してほしいです。特に豆花は1度食べたら忘れられないとクチコミでも絶賛されています。
位置情報:台南市安平区安北路433号
台南の旅の雰囲気を感じることは出来ましたか?
観光スポットごとの距離がそれぞれ近いので、徒歩でも行く事は可能です。
それでは良いTaiwanDaysをお過ごしください!!!
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