効率良く遊びつくす九份/平渓の日帰り観光モデルコース

旅行の特色

台湾観光では台北周辺にホテルを取っている方がほとんどですが、台北から日帰りで九份/平渓周辺を存分に楽しめる観光コースを紹介していきます♪

台湾鉄道の「台北」駅から「瑞芳」駅まで向かい、平渓鉄道1日自由乗車券を購入します。平渓線は全部で9駅ありますが、その内の4駅を巡るコースとなります。

九份/平渓のおすすめルート

「菁桐駅」⇒「平渓駅」⇒「十分駅」⇒「猴硐駅」⇒「九份」⇒「阿妹茶楼」

＃菁桐駅せいとうえき　（おすすめの滞在：1〜2時間）：竹筒に願いを

平渓線は日本統治時代に石炭を輸送するために敷設された鉄道です。そして、平渓線終着駅である「菁桐駅」の駅舎は1929年に建てられた、台湾で現存する４つの日本式木造駅舎の１つです。

日本統治時代の雰囲気が残る菁桐は、映画やドラマのロケ地としても人気で、駅のすぐ隣には「菁桐鉄道故事館」があり、鉄道ファンからも人気を集めています。

また、菁桐名物「許願筒」は竹筒に願い事を書いて吊るすと願い事が叶うと言われています。由来は菁桐駅の駅員が菁桐老街の氷屋さんの女性店員に恋して、思いを竹筒に書いて伝えたことに由来します。

すぐ近くにある「中埔鉄橋」、通称「恋人橋」。ここにも「許願筒」を吊るすことは可能です。是非あなたも願い事を書いて吊るしてみてくださいね。

位置情報：新北市平渓区菁桐里菁桐街52号

【菁桐駅⇒平渓駅距離1.5Km】

＃平渓駅　へいけいえき　（おすすめの滞在：1～2時間）：ランタンを楽しむ

平渓駅は映画のロケ地として数多くの映画で撮られているスポットです。例えば、映画「あの頃、君を追いかけた」（中国語名：那些年，我們一起追的女孩）を見た事がある方にとっては馴染み深いシーンもこちらで撮影されています。

映画では主人公の男の子が一緒にデートへ行った女の子に対して、思いをランタンに書いて空に飛ばしているシーンが印象深いところです。映画を見た事がない方は、見てから行ってみるのがおススメです。
http://www.u-picc.com/anokoro/

映画で出でいるとおりに、オリジナルのランタンを描いて空にも飛ばせるので、想いを書いて空に飛ばしてみてはいかがでしょうか。また、電車が１時間に１本しか通らないので、電車のレール上で写真を撮ったりする事もできたりするので、インスタ映えする事間違いなしです。

位置情報：新北市平渓区平渓里中華街12号

【平渓駅 ⇒十分駅距離4.1Km】

＃十分駅　じゅうふんえき　（おすすめの滞在：1～2時間）：幸福感を感じる町

十分駅は平渓線の中でもとてもにぎやかなスポットとなっています。その名前から「十分な幸福をもたらす」（中国語：十分幸福）と言う意味合いもあり、人気を集めています。

有名なスポットとして「幸福郵便ポスト」（中国語：幸福郵筒）があるので、そこから十分駅で購入したハガキを大切な家族、友人、彼氏彼女に送るのも十分駅の幸福感を運んでくれる事でしょう。

また、十分老街（オールドストリート）や台北のナイアガラと言われる「十分大瀑布」もあるので、時間がある場合は足を運んでみてください。

位置情報：新北市平渓区十分里十分街51号

【十分駅⇒猴硐駅距離7.3Km】

＃猴硐駅　ほうとんえき　（おすすめの滞在：1～2時間）：ねこねこねこの町

猴硐駅は日本統治時代には有名な炭鉱の町でしたが、炭鉱業の衰退とともに町の過疎化が進みました。猴硐駅には元々多くの猫ちゃんが生息していましたが、猫好きの観光客が写真をブログやSNSに投稿したのがきっかけとなり、地元の人たちが猫ちゃんと人が共存できる場所をつくろうと立ち上がり今の「猫村」が誕生しました。