ハリーポッターの世界!?台中の「宮原眼科」とは

ハリーポッターの世界!?台中の「宮原眼科」とは

台中は、フォトジェニックな観光スポットが多い都市として最近注目を浴びていますが、その中でも訪れたいゴージャスな場所が「宮原眼科」です。名前を聞くと、観光スポットとは無縁のような気がしますが、常に観光客で賑わっています!おいしいスイーツや料理を食べることができ、その内装がハリーポッターの世界?!と思わせるほど、素晴らしいのです。今回は、台中に来たら必ず訪れたい「宮原眼科」の魅力についてご紹介いたします。

宮原眼科とは?

宮原眼科 台中
Photo by Flickr othree

名前から病院を連想しますが、以前病院として使われていた建物を改装しており、現在はアイスや料理を食べたり、チョコやパイナップルケーキなどのスイーツを購入したりすることができます。

宮原眼科 店内 様子 写真
Photo by Flickr Blowing Puffer Fish

店内に一度足を踏み入れると、思わず天井を見上げてしまうほど開放感あふれる雰囲気に驚きます。本が積まれており高い棚が存在があり、まるで巨大な図書館のようにも見えます。オシャレな階段もあり二階のレストランへつながっています。階段から店内の様子を写真撮影することもでき、その不思議な世界感に、ハリーポッターの世界を連想する人も。奥の壁は鏡張りになっており、非常に広く見えることも特徴です。

宮原眼科 スイーツ チーズケーキ チョコ パイナップルケーキ
Photo by Flickr dabing626

建物を再生させた「日出グループ」は、チーズケーキで有名になった会社ですが、この宮原眼科の一階では、チョコやパイナップルケーキ、チョコクッキーなど日出商品のスイーツを購入することができます。特に、入口近くにあるチョコレートは種類が多く、シナモン入りやココナッツ入りのチョコレートを、量り売りで販売しているものもあります。山のように重なったチョコレートを見ていると、迷ってしまって目移りしてしまいますね。また、「宮原珍奶」のコーナーでは、種類豊富なお茶を購入することができ、試飲も可能です。スイーツやお茶は、全て凝ったおしゃれなパッケージで、レトロなものや可愛らしいものまでさまざまです。高級感溢れ、お土産にもピッタリですよ。

すぐスイーツを楽しみたい方は、建物左側の回廊でアイスクリームを購入することができます。店内の黒い壁には白い梅のレリーフが飾ってあり、日本を連想させるような上質な空間です。種類豊富なフレーバーから選ぶことができ、トッピングも追加することができます。暑い日には行列ができ、大人気のお店です。美しいアーチ型の回廊で食べるのも、またおしゃれでいいですよね。

オシャレな階段を登ると、二階のレストラン「醉月樓」へと通じています。二階のレストラン「醉月樓」には、利用者しか入ることができませんが、西洋と中華が融合したモダンで高級感溢れる雰囲気の中で、台湾の伝統料理などを食べることができます。

実は日本人が作った「宮原眼科」

「宮原眼科」は、実は日本と関係のある建物です。1927年、日本統治時代に、日本人の宮原武熊氏が台中に眼科「宮原眼科」を開業しました。宮原医師が日本に帰国後、一時期は、「台中市衛生院」として利用されていましたが、閉鎖された後は、建物は廃墟となってしまいます。数十年後、建物だけ残った「宮原眼科」を、パイナップルケーキで有名な菓子メーカーの「日出グループ」が目をつけ、リノベーションし、現在の姿になったのです。現在の「宮原眼科」は、昔のレンガ造りを残しながらも上層部は、モダンに仕上げ、店内も全く違った姿に変わりました。一部の天井は、眼科の時のものをそのまま使っています。日本とも関わりのある「宮原眼科」なので、親近感も湧きますね。

まとめ

台中にある「宮原眼科」はスイーツショップですが、ただのお店ではなく、現在は台中の観光スポットの一つとして非常に注目を浴びています。まるで違う世界に訪れたように、豪華な雰囲気が広がっていますよ。フラッシュを使わなければ写真も許可されているので、おいしいアイスを食べながら、ぜひ写真撮影を楽しんでくださいね!

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